ダイレクトの鬼!? 恐ろしい人がいるものだ……!
数年前に買ったBPベイトのダイレクトリール「リボルバー 514DX」、フローターで数回投げただけと、あまり使っていなかったのだが、先日BPベイトのFacebook経由で知ったこのサイト……
なんとバスだけでなく、トラウトまでも514DXを使って釣っていると聞いて……ヤバイ!これは自分もやらざるをえない、と思い、今までやろうやろうと何度も思っていたダイレクトでの軽量ルアーキャストへの道に突入しようと思ったのであった。
もしかしてテスト中に釣れちゃったりして……そんなことは?
重さの違うルアーを何種類かセレクトし、いつものように荒川に。ある程度重さのあるルアーから投げ始めてみた。投げてみて思い出したが、このリールにおけるサミングとは、「キャスト最後の方にちょろっとスプールに触れる」とかではなく、「キャストしたら、その直後から微妙にスプールに触れ続ける」という作業だった、ということだ。
ダイレクトリール全般がそうなのかは定かではないが、重いルアーを前提に作られているからか(購入時にBP・松井さんから1/2オンスとかでなく、5/8オンス以上を投げた方がいいよとアドバイスされた)、ある程度の重さがあるルアーは多分そうやって投げるのだろうと思う。
なるほど重いルアーを微妙にサミングしつつ距離をコントロールするのは結構楽しいし、すぐに慣れてくる。やはりこれが本来の姿だな。でも、軽量ルアーもやはり投げてみたい。その結果は……

ダイイングフラッター 約11g 全く問題なし。楽しくキャスト可能。

リップレスサミング70FP 7.4g 特に問題なし。まあまあ飛んだ。

ワンダー60 6.2g そこそこに空気抵抗のあるルアーなので、「可」ではあるが、「快適なキャストが可能」とはいえないレベル。

ワーミングクランクショット 6g ワンダー60と同様に結構厳しい。
現状のセッティングでは7gが快適キャストの境目
という感じの結果であった。7g以上ならば普通にキャストできる印象。5gや3gのスピナーも投げてみたが、3gは全然ダメ。5gでもやや厳しかった。
とはいえ、このテスト環境は、ロッドこそペナペナのZEAL「BOYS&GIRLS」でトラウト用ベイトロッドと大差ないが、ラインはPE60ポンドでスプールの際とまではいかないが、結構多めに巻いてる、という状況なので、ちゃんと渓流にアジャストしたラインを巻いた状態で再度やってみる必要はありますな。
ちなみに上記サイトのムカ氏は、かなり少量のラインしか巻いていないようだ。「ライン量が少ない=飛ばないからダメ!」と勝手に決めつけていたが、サミングのコントロールしやすいラインの量ももちろんあるはず。次回はもうちょっとシビアに設定して再度挑戦しますんで。あっ、もちろん釣果はなし…まあ、シーバスが来たらダイレクトに慣れてないから突き指しそう。
コメント
初めまして、
こんにちは。
ご紹介頂きました、
ムカと申します。
ラインの巻量に関してですが、
自分は細糸を使用する際でも、
ベイトで下巻をするのがなんとなく嫌なので、
普段は下巻無しで使用しております。
しかし、
ダイレクトリールと言う構造上、
下巻有りの方が快適なキャストが出来ると思っております。
と言うのも、
当然ハンドルや内部ギア、
スプールの回転数は糸巻き部の外径が大きい方が少なくなるので、
キャスト時の機械的な抵抗も減ると考えているからです。
個人的には、
キャストしやすいようにラインを巻いているのではなく、
魚種に合わせたラインセッティングにしております。
ラインを巻いてから、
今回のセッティングではどうやったらうまくキャスト出来るかを、
その物ありきで毎回考えています。
長文失礼しました。
ムカさま
こんにちは!すいません、今までコメントなんて来たことがないもので、気づいておりませんでした(汗…)。
コメントいただき大変ありがとうございます。とても参考になります!
なるほど、「キャストのしやすさ」はともかく、「魚種に合わせたラインセッティング」を優先しているということですね。
ムカさんのように多種の魚種を考えるならば当然かもしれないですね。
飛距離の観点からなら、下巻きがある方が距離を出しやすいのは確実とは自分も思うのですが、
ラインをあまり巻かないことにより、キャスト時に糸が出過ぎてモコモコするのを多少は抑えられるかも→快適なキャストと
なる気もしますので、じっくりと試していきたいと思います。
本当にコメント、ありがとうございました!